その様子を見て、何か勘付いた進藤が教師と校長に目を向けた。
「すいません、席を外していただいてよろしいでしょうか?」
戸惑いながら頷く教師たち。そしてその場には悠美ら五人と刑事二人が残された。
「今から聞くことは学校には連絡しません。ですから知っていることを全て話してもらえるかな?」
覆面パトカーに乗り込んで校舎を後にする川田と進藤は、やれやれという表情で額の汗を拭った。
「結局何も話しませんでしたね」
「そうだな。隠してるのは見え見えなんだがな」
まばらになった学生を掻き分けるようにして、ゆるゆると車を走らせる進藤に川田が尋ねた。
「事件性はあると思うか?」
進藤は口元を歪ませて返事を返す。
「そりゃアリアリじゃないですか? 随分恨みを買ってる感じですよ、あれは」
「事件とすりゃあな、何で消えたと思う?」
「そりゃ下で誰かが待ち構えていて、拉致したとしか考えられませんね」
「だとすると……」
川田はある程度確信しているようだ。その考えを頭に巡らせた。信号で車を停めると、進藤が確認するように尋ねてきた。
「共犯者が居るってことですね」
「そうだ。あの中にな」
「すいません、席を外していただいてよろしいでしょうか?」
戸惑いながら頷く教師たち。そしてその場には悠美ら五人と刑事二人が残された。
「今から聞くことは学校には連絡しません。ですから知っていることを全て話してもらえるかな?」
覆面パトカーに乗り込んで校舎を後にする川田と進藤は、やれやれという表情で額の汗を拭った。
「結局何も話しませんでしたね」
「そうだな。隠してるのは見え見えなんだがな」
まばらになった学生を掻き分けるようにして、ゆるゆると車を走らせる進藤に川田が尋ねた。
「事件性はあると思うか?」
進藤は口元を歪ませて返事を返す。
「そりゃアリアリじゃないですか? 随分恨みを買ってる感じですよ、あれは」
「事件とすりゃあな、何で消えたと思う?」
「そりゃ下で誰かが待ち構えていて、拉致したとしか考えられませんね」
「だとすると……」
川田はある程度確信しているようだ。その考えを頭に巡らせた。信号で車を停めると、進藤が確認するように尋ねてきた。
「共犯者が居るってことですね」
「そうだ。あの中にな」



