突然発せられた声に、警官らがはっと目を見張った。
「刑事長、意識がもどったんですね!」
「ああ、どうやら生きてるようだな」
「いったい何があったんですか。ここで警備してた奴らもみんな同じ状態で……」
あれだけの捜査員が一度に倒れていたにも関わらず、誰にも外傷がなかったのだ。どんな事態が起きたのか、署員らも考えあぐねていた。
宇野自身もそれはわからない。
ただ、これに谷川悠美が関わっていることだけは事実だ。そして彼女らは神社を目指してあがって行ったはずだ。
「こうしちゃおれん」
宇野は担架から跳ね起きると、そのまま駆け出した。
「刑事長、どこに行くんですか!」
その声を背中で聞きながら、
「確かめたいことがある。お前たちはここで警備してろ」
と言い残して登山道に入っていった。
「刑事長、意識がもどったんですね!」
「ああ、どうやら生きてるようだな」
「いったい何があったんですか。ここで警備してた奴らもみんな同じ状態で……」
あれだけの捜査員が一度に倒れていたにも関わらず、誰にも外傷がなかったのだ。どんな事態が起きたのか、署員らも考えあぐねていた。
宇野自身もそれはわからない。
ただ、これに谷川悠美が関わっていることだけは事実だ。そして彼女らは神社を目指してあがって行ったはずだ。
「こうしちゃおれん」
宇野は担架から跳ね起きると、そのまま駆け出した。
「刑事長、どこに行くんですか!」
その声を背中で聞きながら、
「確かめたいことがある。お前たちはここで警備してろ」
と言い残して登山道に入っていった。



