「その力の源はあの神木にある。古代には山の守り神として崇められた自然霊が憑いていた。しかし、その後信仰は廃れ、神木は打ち捨てられた。
そこに何百年かのち、平家の落人ら数十人が殺されて、埋められた。また、姥捨て山として、年老いた人々が捨てられた場所となった。
そして神木は怒り、人々に祟りをなすようになった。呪いにはその神木に憑いた自然霊が力を貸していると思えばいい」
「その神木と悠美に、どんな関係があるんですか?」
「続きがある。恨みを持って死んで行った人々は、この神木に集まるようになり、巨大な霊の集合体となってしまった。
その中のお凛に意識を集中して呪い、その封印を解いたということは、悠美さんの中にお凛を強力に引き付ける何かがあったということだ。
お凛の霊に接触すれば、その想念を読み取れる。そして、お凛の無念の原因を慰撫して大人しくしてもらうということだ」
「成仏とか、出来ないんですか」
琢己は、その話を聞いても不安だった。
「もちろん、それが出来れば一番良いだろう。が、そこまで私の力が及ぶかどうかは自信がない。それにお凛だけでなく、つられて多くの悪霊が跋扈し始めている。
恐らく過去に、何度も力のある霊能者が浄化を試みたはずだが、それを成し得なかったということは、神木が邪魔しているとしか考えられない」
興味深くその話をしていた恭一は、そこで疑問を投げかけた。
「その、神木の自然霊を浄化させるってことは無理なんですか?」
「相手は神格に近い高等霊だよ。とても無理だ」
そこに何百年かのち、平家の落人ら数十人が殺されて、埋められた。また、姥捨て山として、年老いた人々が捨てられた場所となった。
そして神木は怒り、人々に祟りをなすようになった。呪いにはその神木に憑いた自然霊が力を貸していると思えばいい」
「その神木と悠美に、どんな関係があるんですか?」
「続きがある。恨みを持って死んで行った人々は、この神木に集まるようになり、巨大な霊の集合体となってしまった。
その中のお凛に意識を集中して呪い、その封印を解いたということは、悠美さんの中にお凛を強力に引き付ける何かがあったということだ。
お凛の霊に接触すれば、その想念を読み取れる。そして、お凛の無念の原因を慰撫して大人しくしてもらうということだ」
「成仏とか、出来ないんですか」
琢己は、その話を聞いても不安だった。
「もちろん、それが出来れば一番良いだろう。が、そこまで私の力が及ぶかどうかは自信がない。それにお凛だけでなく、つられて多くの悪霊が跋扈し始めている。
恐らく過去に、何度も力のある霊能者が浄化を試みたはずだが、それを成し得なかったということは、神木が邪魔しているとしか考えられない」
興味深くその話をしていた恭一は、そこで疑問を投げかけた。
「その、神木の自然霊を浄化させるってことは無理なんですか?」
「相手は神格に近い高等霊だよ。とても無理だ」



