悠美たちは、郊外にあるファミリーレストランにいた。
喫茶店のコーヒーでないと嫌だと、佐々木は難色をしめしたが、他に探しても見つからなかった。
その佐々木は今、香りの薄いコーヒーに眉をしかめていた。
「佐々木さん、あの騒ぎは今夜いっぱいは続くんじゃないですか?」
恭一は、しばらくここにいても事態は好転しないと思っている。
「いや、恐らく変化が見られるだろう」
佐々木は落ち着いてそう言うと、となりで携帯テレビを見ていたカップルに目をやった。
先ほどからチャンネルを変えては、今日の事件の報道を観ている。
そのうち、
「あれ?」
という声を幾度となく漏らし始めた。
せわしなくチャンネルボタンを押す男を見て、恭一も自分の携帯を取り出した。
ニュースの内容は、どこかの警官が破廉恥な事件を起こしたとか、食品偽造問題がまた起こったとか、ありきたりな内容ばかりだ。
先ほどまで血なまこになって中継を行っていたレポーターの姿はどこにも無くなっていた。
「おかしいですね、呪いに関するニュースをやってないですよ」
喫茶店のコーヒーでないと嫌だと、佐々木は難色をしめしたが、他に探しても見つからなかった。
その佐々木は今、香りの薄いコーヒーに眉をしかめていた。
「佐々木さん、あの騒ぎは今夜いっぱいは続くんじゃないですか?」
恭一は、しばらくここにいても事態は好転しないと思っている。
「いや、恐らく変化が見られるだろう」
佐々木は落ち着いてそう言うと、となりで携帯テレビを見ていたカップルに目をやった。
先ほどからチャンネルを変えては、今日の事件の報道を観ている。
そのうち、
「あれ?」
という声を幾度となく漏らし始めた。
せわしなくチャンネルボタンを押す男を見て、恭一も自分の携帯を取り出した。
ニュースの内容は、どこかの警官が破廉恥な事件を起こしたとか、食品偽造問題がまた起こったとか、ありきたりな内容ばかりだ。
先ほどまで血なまこになって中継を行っていたレポーターの姿はどこにも無くなっていた。
「おかしいですね、呪いに関するニュースをやってないですよ」



