銀鏡神話‐翡翠の羽根‐

最後らへんがもうわけがわからなくて微妙だったが、
なんとなく話をつかめた美紗と間口。

「じゃあオレは№13にあたるのか?」

「そういうことですね。吾平君は№13・荒神ですね。」

荒神、間口はこの称号をきいてついついニヤけた。

自分も支配下の一員になったんだと。

「なにニヤけてんの!?こんな普通の世界とは程遠いい、
グロい世界に来ちゃったんだよ?」

ニヤけてる間口の頬をバシっと軽く叩いた美紗。

「いいんだよ、オレにもやっとお前を守るっていう、
存在理由ができたんだぜ?」

「……ごめん。」

間口の真剣な瞳にノックアウトされた美紗。

何をいっても間口はもう引かない。

完全にこの支配者の闘いに足を踏み入れたんだ。

「めちる、真田はなんなんだ、その№と称号とかいう奴。」

「真田……霧草様は№11、式部にあたりますね。」

自分より格上かと思い、舌打ちする間口。

「じゃあどうやったら格上げできるんだよ上の位に。」