銀鏡神話‐翡翠の羽根‐

「だが……少年は前代の支配者・爾来様（じらい）には仕えなかった。

逆に、敵視していたのですよ。理由は知りませんが。

其れから月日が経って……ある日のことです、
彼は爾来様が支配者の能力を白江　美紗という、
異世界の女子中学生に植え付けたことを偶然お知りになりました。

彼は此の時がチャンスだと思った。

此の出来事を口実にし、№5の飾雨様と、№10の明倫様と共に、
“支配下･蔭”……白江様派の支配下を作ったのです。

そこで新に№を追加することを決意した三人方は、支配下に相応しい者を探した。

そこでそこで、選ばれたのが吾平君だったのです。

支配下の中でも七人しか持っていない魔力を持った、
吾平君を白露様は出迎えましたわ、支配下・蔭に。

でもまあもちろんまだ飾雨様と明倫様は納得してくれてませんでした。

なんたって、この世界となんら関わりのない健全な男子中学生を、
血も涙も無い、残酷で残虐な世界にいれるなんて普通反対ですものね。

で、飾雨様の一番弟子のめちるが、
間口君を見極めることになったのです。

それじゃあついでに、めちるも支配下･蔭に入りなよ、のノリで、
№14&閃光の称号をもらいましたー

って感じです。」