「はい。」 聞いた瞬間無意識に身体が動いて、海琉を抱き締めていた。 「ちょッ…勝さんっ…!」 腕の中で暴れる小さい身体が無性に愛おしく感じる。 なんで、気づかなかったんだろ。 よく見れば、男にしては小さい身体に、可憐な手足。 女だって気付ける条件は揃っていたはずなのに…。 「…海琉。」 ゆっくりと身体を離して少し屈んで海琉と視線を合わせる。