「あっ始まる。立って!」 勝に言われて立ち上がる。先生の言葉で一斉に頭を下げる。 着席すると、勝に口パクでありがとうと言うと笑って返してきた。 「では始め。」 声が聞こえた瞬間テストを捲る。 まずは外国語かぁ。 いくつかの外国語が書かれたテスト。一通り目を通して説きはじめる。 やっぱそれなりに難しいな。 そう思うながら、必死にペンを走らす。 全部説き終わると鐘がなった。