「あっ…晴馬さん練習の時間です。あと5分しかないですよ。」 時計を見ると1時55分を指している。練習は2時から。 この部屋からは舞台が1番遠い。それにどんなに走っても5分じゃつかない。 「こりゃ完全に遅刻だ。海琉、走るぞ?」 「は、はい!」 片付けもろくにしないうちに部屋をでた。 このROOMCHANGEであることが明らかになることはまだ誰も知らない。