「バリバリおかしいって。」



「ほんとに何でもないんだって!!」



いつものように笑ってきた。 



「でも…」



「勝くん!!出番ですッ」



「じゃあ俺行くぞ。」



勝はステージの方に向かって走っていった。 



これが隠された事実を明らかにしてしまう引き金だった。 



でもまだ誰も気づいていない。 



それは小さな異変だったから…。