執事の名のもとに







広場につくとそれなりに人数がそろっていた。 



そして何故か広場の中心に台があり、椅子が置かれていたしかも豪華なやつ。



「なぁ敦、あの椅子なんだ?」



そう聞くと敦は笑って答えた。 



「そのうち分かるから。」



またかよ。 



そのセリフさっきもきいたんだけど。 



敦は俺に何を隠したいんだ? 



そんなことを考えていると昼間にあった校長がやってきた。 



「皆さん、お集まりかな?組み分けテストといよいよ明日となった。今回のテストは3つ。1つは勉強じゃ。何を出すかは秘密だ。そして2つ目は料理じゃ。課題は明日発表。最後の3つ目は体力じゃ。いくつかの種目をやってもらう。説明は以上じゃ、後はKINGに任せるとしよう。」



説明だけして校長はそそくさ帰ってしまった。 



「敦、KINGってなに?」



俺が尋ねると忘れてたというように説明してくれた。