「はあ、はあ…。」 確かにこっちの方で…。 あっ! 学園にあるベンチのひとつに美優は下を向いて座っていた。 美優に近づく。 俺の足音で美優は顔を上げて俺に気づくと驚いた顔をした。 「は、晴馬…。」 美優の弱々しい声を聞いて余計自分がしたことを悔いた。 「ごめんっ。美優。」 今さら遅いかもしれない。 でも俺は逃げちゃいけないんだよな?