執事の名のもとに







「敦、夜明日の説明あるから集まれだって。」



「ああ、そっか明日か。お前、絶対KINGにいくな。」



何を根拠に……。 



そんな俺は苦笑いを浮かべた。 



「それより敦はどのクラスなんだよ?」



そうちょっと気になってたんだよな。敦は頭良さそうだし。



予想だと間違いなくKING。 



「知りたい?」



意味ありげに聞いてくる敦。 



それより…。 



「なんで俺の横に座ってんだよ。」



「えーいいじゃん。それより聞きたい?」



やっぱさっきの撤回。 



こいつがKINGはない。 



「やっぱいい。」



そう言うと敦は横でなにやらぐちぐち言い出した。