翌朝。

優斗
『……ん…頭痛ぇ。二日酔いだ。ダナ…そっか、夢だったのか。ん?え?あれ?…ダナ、本当に、ありがとう。僕は、頑張るよ』


優斗の目の前には、ダナの愛用のブレスレットが、ちょこんと置いてあった。
 
ダナの香りと共に…
 

カーテンを開けると眩しい朝日が、射して来る。
 
優斗は、空を見上げた。