退院した優斗は、ギターに集中する。

白浜に納得の上で、店も辞めた。

自分を磨き、ギターと作曲に明け暮れる日々。

あの日に現れた、真っ白なスーツを着た男の言葉を忘れていなかった。
 
そして、「ミサ」と言う名前も記憶の片隅に置いてある。