時は、1年が過ぎた。

朝から夕方まで、白浜の経営するスーパーで働き、夜は小さなバーでギターのライブをするのが優斗の生活である。

優斗は、生まれて初めての充実感を味わう。
 
苦手だった英語も今では、ペラペラになっていた。