「さゆなちゃーん。」 ・・・聞き覚えのあるようなないような新鮮な声。。。 はっ!!!! 「はるパパ!?」 あたしは声の主に気づいてあわてて布団から出た。 「あぁ、おはよう。娘を起こすのは夢だったんだよー。」 はるパパは控えめにドアの端から照れたように口元を隠しながら言った。 「あたしも!夢だった!!パパに起こされるの。」 「はは。そりゃ良かったよ。すぐ朝食できるらしいから。」