「お兄ちゃんって、身長何センチ?」 「ん~?100...78だっけな?デカイ奴嫌い?」 カーテンを取り付けているお兄ちゃんが振り向きながら言う。 「ううん。好き。っていうか、憧れる。」 あたしは2枚目のカーテンを渡しながら答えた。 「そっかぁ?俺は、ちっせぇ時から頭ひとつ分飛びぬけてたから...今はそんなことねぇケド。」 すごいなぁ... あたしの頭の中には、 男の子は小さいときは身長も低いイメージばっかり。 はるパパも背、高いもんなぁ。