LoveSong.~愛する君へ~


「あぁ、コレな。こっちは学校の教材で、こっちが制服とか。。。まぁ、イロイロ!」


お兄ちゃんは箱を指差しながら説明してくれた。


「ありがとう!お兄ちゃんと同じ学校なんだよね?」


「あぁ、そうだよ。可愛い妹できたから、明日から自慢大会だな(笑」


そうやって嬉しそうにおにいちゃんは笑った。

そういや、ママが「梓くんも妹ほしかったんだって。」って言ってたなぁ。


「ぁ!そうだ。お兄ちゃん、あのカーテン付けてくれない?身長とどかないんだ。・・・椅子使っても。」


「お!いいよ。女の子はソレぐらいがちょうどいいよ。」


お兄ちゃんは、あたしが身長を気にしてることに気づいて、やさしく頭を叩いた。