-シャー…


シャワーから流れる温かいお湯が、那南の身体を伝う。


その様は何故だかいやらしく感じた。




「………」


あの日以来、貴博とは連絡をとっていない。


だからって、別に気に留めてなんかいないけど…


那南に興味を持たない男は初めてだった。