この想いを君に…4

「おかえり、睦海」

いきなり祥太郎が起きたかと思うとあたしに抱きつく。

「ちょっ…何するのよ!!」

あたしはバタバタ体をさせるとパパも光さんも起き出して

「何やってんの?」

と、半ば呆れ顔でこちらを見ていた。



あたしはようやく祥太郎の呪縛から逃れて自分の部屋に行く。

そして服を着替えた。