「睦海!」 パパがあたしをしっかりと抱きしめてくれたおかげでその場に崩れ落ちる事はなかった。 「今だけ… 今しばらくの辛抱だから」 パパは腕に力を込める。 あたしは頷く。 けど、いくら頑張ってみても涙が止まらないの!!