この想いを君に…4

あちこちで拍手やチアホーンの音。

更にフラッグが振られていた。

あたしも出来るだけゆっくりと走って手を振る。

パパも光さんも祥太郎も。

そして本当のパパの拓海くんも。

クラスは違っても一度は経験した事のあるシリーズチャンピオン。

そう考えると泣きそうになった。

そう簡単に何度もなれる訳じゃない。

ましてや、拓海くんがチャンピオンになった同じ年にチャンピオンになれるなんてまずありえない。

けど、目標を持って頑張れば、諦めなければ。

夢は叶う方向へと向かう。



これはあたしがこのシーズンを通じて実感した事だった。