女優デビュー

私はあふれてくる想いを言葉にできなくて、学さんの首に抱きついた。


「ありがとう、学さん」


学さんは優しく私を抱きしめ、ゆっくり髪をなでてくれた。


「大好きだよ、千夏」


「私も」


私がそう言うと、学さんはそっと私の腕を首からはずした。


そして、両手首をつかんだまま、優しく私をソファに押し倒した。


覆いかぶさってくる学さんの顔を間近に見て、私はドキドキと心拍数をあげていった。


ゆっくり近づいてくる大好きな学さんの端正な顔。


そっと唇に落ちてくるキス。


何度も慈しむように唇をついばまれて、体が熱くなった。