――――
――――――
「ねえ、学さん、やっぱりちょっとは変装とかした方がよかったんじゃ……」
今日は、私の誕生日。
二人で遊園地に遊びに来ていた。
都心から高速で約1時間半の場所にあるジェットコースターが有名なところだ。
ここまでくればそれほど混んでないだろうし、バレないだろうって学さんが言うから、私も学さんも帽子一つかぶってこなかった。
しかし。
私はともかく、学さんはどこに行っても目立つようで、園内に入ってからずっと遠巻きに誰かしらに見られていた。
「気にしたってしょうがない。
別に悪いことしてるわけじゃないんだ。
堂々と楽しもうぜ」
まったく。
学さんには敵わない……
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「ねえ、学さん、やっぱりちょっとは変装とかした方がよかったんじゃ……」
今日は、私の誕生日。
二人で遊園地に遊びに来ていた。
都心から高速で約1時間半の場所にあるジェットコースターが有名なところだ。
ここまでくればそれほど混んでないだろうし、バレないだろうって学さんが言うから、私も学さんも帽子一つかぶってこなかった。
しかし。
私はともかく、学さんはどこに行っても目立つようで、園内に入ってからずっと遠巻きに誰かしらに見られていた。
「気にしたってしょうがない。
別に悪いことしてるわけじゃないんだ。
堂々と楽しもうぜ」
まったく。
学さんには敵わない……


