ところが、悟君の後ろにいた石田さんが今度は渋い表情になった。
「庄司さんと?」
あ、まずい。
石田さんには、学さんに注意するようにって言われてたんだった。
また怒られちゃうかな。
そう思って私は首をすくめた。
ところが――
「あまりご迷惑をお掛けしないように」
それだけ言って、悟君を伴って行ってしまった。
あれ?
なんか、拍子抜け……
でも、まあ、ダメって言われるよりずっといい。
それに学さん、意地悪なとこはあるけど、悪い人には思えない。
注意しなきゃいけないようなことは何もないもの。
でも、なんで石田さん、まえと学さんに対する態度変わったんだろ?
そう言えば、この間の舞台会場での二人もなんかおかしかったっけ。
気になるなあ……
「庄司さんと?」
あ、まずい。
石田さんには、学さんに注意するようにって言われてたんだった。
また怒られちゃうかな。
そう思って私は首をすくめた。
ところが――
「あまりご迷惑をお掛けしないように」
それだけ言って、悟君を伴って行ってしまった。
あれ?
なんか、拍子抜け……
でも、まあ、ダメって言われるよりずっといい。
それに学さん、意地悪なとこはあるけど、悪い人には思えない。
注意しなきゃいけないようなことは何もないもの。
でも、なんで石田さん、まえと学さんに対する態度変わったんだろ?
そう言えば、この間の舞台会場での二人もなんかおかしかったっけ。
気になるなあ……


