晴れた日の事
草村に寝転んで 手で太陽を遮った


タンポポの綿毛が横を掠め 飛んでいく
ずっと高く遠く 僕の知らない町へ
隙間へ 道端へ 君の庭へ…
綿毛を飛ばす。


そして再び再会した時
僕はきっと気づかない。
目を閉じ夏の風に吹かれた日の事


明日は明日の風が吹く。


2010.6.15