「うそ……」 「だから言ったろ?? 俺のほうが頭いいって。」 何…この成績…… 数字が…5とか7とかしかない… 侑斗が一桁って… 「ありえないっ!!」 「はぁっ!?? ありえないって失礼だろっ」 だってだって…!! しかたないじゃんか!! ほんとにありえないんだからっ… 「ごめっ…でも侑斗が 10番以内なんて信じられなくて!!」 「うっわー、失礼だ!!」 そう言って侑斗はあたしを ポカッと叩いた。