「違うんだ…。
成績とか…顔とか…
そういうんじゃなくて…」
「なんだよ……」
「俺は…愛されてないんだよ…
誰にも。家族にも…
本当の友達も…いない。
それが…つらかった。
でも…お前を見るとまわりに
いっぱい友達がいた。」
あたしはその話を聞いて
少し目が潤んだ。
「侑斗も俺より年上で…
俺といるより友達と
いるほうが楽しいんだ、
と思って…腹がたって…
お前のまわりにいるやつ
全員俺のものにした。
それで…勝った気がしてた。」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…