「それは駄目だよ!!高橋君とも約束したんだ!!君を一人で住ませるわけには。」


そこまでいい終わるとお父さんはあたしの方に向いた



「海春お願いだ!!一緒に住ませてやってくれないか?お父さんが約束破ることきらいなの海春がよくしってるだろ?」



お父さん…


「あーもうわかったよ!!いいよ!!そんなお父さんの頼み断れないよ」


それに少し一人で住ませるの睦月君可哀想だしね



「海春!!さすが娘だ!!」


ありがとう♪とあたしに飛びついてくるお父さん



「はいはいわかったから離れてよ」



苦笑いしながらお父さんを離す



すると睦月君があたしに近づいてきた



「よろしくね♪海春ちゃん!!」


ニッコリ笑う睦月君



やっぱり最初のは幻だったんだな



うん。ぜったいそうだ


「こちらこそよろしくね♪」


あたしもニッコリ笑って返した




それから結局お父さんは長く居れず会社に戻ることになった


作ったチーズケーキは三人でたべたよ♪

「ごめんな。いつも一人にさせて」


玄関で睦月君とお父さんを見送っているとそんなこといわれた


「ううん♪一人でも大丈夫だよ!!それにこれからは睦月君がいるよ」


ニコッとあたしがわらうとお父さんは安心したような顔になった


「睦月君、海春を頼むな」


「はい」

睦月は笑顔で答えた
頼むなって幼稚園児でもないのに…

「じゃ、また連絡する」


「うん♪またね」

「お気をつけて」

あたしと睦月君は手を振ってお父さんを見送った