「なに?無視?」


あわわ…陽輝ムッとしてるよ~



まあ、普通するんだけどさ…



「別にお前とよろしくなんかしたくねー」


「ちょっ…睦月君!?」


「へー奇遇だね…、俺もたった今お前となんかと仲良くしたくねーっと思ったところだ」



陽輝までー!!!しかも何気にたった今を強調して言ったし…




てゆうか、ヤバいよね…?



「ふんっ…お前なんか相手にしてたら時間の無駄だな。いくよ、海春」


あたしの手をグイッとひっぱって歩きだす睦月君。



「あっ…わあ…」


「おい!!海春おいてけよ!!」



「なんで?今から授業なのに邪魔するんですか?先輩」


こいつ先輩強調したよ…


しかも笑ってるけど目笑ってないし…


「…っく」



陽輝も言い換えせないのか引き下がる



まあ、睦月君がいったこと正解だしね…


「じゃね、先輩」



「陽輝ごめんね!!」


睦月君に半ば引きずられながらあたし達は教室に戻った