「みーはーるー」



やっぱり見えないよう…



でもこの声どっかで…



だんだん近づいてくる人が見えてやっとわかった


「陽輝!!!!」



そう、陽輝だった…


全力で走ったのか追いついた時は息を切らしていた



「ふう…疲れたあ…」



そんなに疲れてそうにみえないけど…



「なんで陽輝がここにいんの?」




陽輝は二年だから勿論クラスも離れてるしそんなに関わるようにされてない




それにさっきの中庭の近くだ中庭は一学年二学年三学年とちゃんと学年ごとになぜかある。



だから一学年の中庭に陽輝がいるのはおかしいんだよね




って学年ごとに中庭つくるのもどうかと思うけど…



「お前探してたんだよ!!今日資料探すように言ってたけどちゃんと説明してなかったから説明しようと思って資料室いったらお前いないし…」



なるほど!!



「ごめんね!!用事が急にできちゃって…あ、けして忘れてたとかじゃないからね!!!」



「本当かよー」



必死に言うあたしを疑いの目でみる



本当なのにいー!!!


「本当だよ!!」


「はいはい」


なにが面白いわかんないけど笑ってあたしの頭をくしゃくしゃにする


「わあ!!ちょっと」

髪がくしゃくしゃになっちゃう!!!