一瞬のきらめき。

私たちはつきあうようになった。







私たちは休み時間や放課後も校舎内で話した。






文化祭の日。







私は教室の当番を抜けて翔に呼び出された非常階段に行った。







屋上へつながる階段にはロープがしてあった。






ロープをくぐって階段を上までのぼったら翔が座ってサボっていた。






「こっちきて。」






手を引っ張られた私は翔に倒れ込んだ。






軽いキス。






何回も…。






ついばむようなキスから舌を絡ませられる。







私は翔の腕に包まれてそっとキスを繰り返した。








私はもっと深くまで翔とつながりたかった。






私は翔と出会うために生きていたんだ…。








前に進んで良かった。









それから何日か後の放課後、翔の家に呼ばれた。






グレーの家で茶色い扉の家だった。







「お邪魔します。」





翔の家は複雑だった。






お父さんとは血がつながっておらず、兄弟はみんな腹違いだった。







歳の離れた兄弟はみんな家を出ており、両親も仕事でほとんど家にはいなかった。







明かりがない家に入り、階段をあがると翔の部屋だ。







翔に手を引っ張られて部屋に入った。








電気もつけずに翔はキスをしてきた。