一瞬のきらめき。

翔が距離を縮めてきて息がかかる。







「……好きだよ。俺はお前が好きだ。」





ちゅっ……







唇が重なった。








熱くて、翔の体温が体に伝わる。







…私のこと…好き?






ほんとに……?







長いキス。






翔のつける甘ったるい香水が意識をもうろうとさせる。






唇を離して翔言った。






「俺1年の頃に朝コンビニでお前のこと見て、話しかけたことあったろ?初めて見た時から気になってたんだ。」







「えっ?覚えてたの?」








「でもお前すぐ陸とつきあい始めたから俺はあきらめたんだ。そしたら最近になって声かけてきたからびっくりしたよ。」






覚えててくれたんだ…。






あんな小さな出来事…。





私にとってはすごく大きな出来事だったけど…。






涙があふれてきた…。






嬉しさがこみあげて…。






嘘じゃないよね…?






夢じゃない…?







「私…も……好き…。…初めて翔くん見た時から…ほんとはずっと…。」







「嬉しい。」







翔は私をぎゅっと抱きしめた。







涙が止まらない。







翔は私の涙を優しく手で拭うと優しいキスをした。







もう翔しか見えない。