一瞬のきらめき。

「おっつーおっつー!気合い入ってる?」







ひとみが笑って言った。







「おっつー!よろしく!」







後ろを歩いていたまことが言った。







まことは同じ学校で、1年のとき翔と同じクラスだったけど中退していた。







私は話したことはなかったけど、まこともアイドル系のスウィートな男前だったから覚えていた。








ひとみから告白してつきあうようになって半年だった。







2人は仲が良くて、たまにひとみがまことの頭をこづいていた。







夫婦漫才を見ているようで楽しかった。






「わりぃ、遅れた!」







しばらくして翔が来た。







黒い無地のハットにTシャツにハーフパンツ、革の紐靴。







腕にはゴム製のブレスと指輪をしていた。







ラフだけど、小物使いがかっこいい。







私服姿を見て、私はまた胸がキュンとした。








「じゃゲーセンでも行きますかっ!」







まことがひとみの手をひいて歩いていった。







私と翔は後ろを歩いた。







「俺たちも行こっか!」







翔が帽子をかぶり直しながら言った。







私たちは近くのゲームセンターに入った。







私はUFOキャッチャーが大好きだ。







お菓子のクレームタイプも好きだけど、キャラクターのぬいぐるみも集めたりする。








私はUFOキャッチャーの機械を見つけてはしゃいだ。







「あっ、このキャラクター好き!このピンクのクマもかわいー。こっちの黄色のクマもいーなー。どっちにしよかな。」






「良しっ俺に任せろ。」







そばで見ていた翔が機械にお金を入れた。