一瞬のきらめき。

どうしよう……。






話すことすら想像もしていなかった……。








近寄りがたい存在…。







心臓の音が次第に大きく揺れる……。







激しい足音がどんどん教室に近づいてきた。







ひとみだ。







すごい急いで走ってきたのか、トレードマークになっていたぱっつん前髪も真ん中で分かれて髪は全体に乱れていた。







息を切らせて肩を上下させながら言った。







「はぁ…はあ…なんか…自分…で…聞きに…来い…って…。」







「えっ?」







「あの人…ちょっと…変わってるんだよね…、知りたいなら…自分で聞きに来いって…。」







確かに。







さっきは急なことで頭が真っ白だったけど、今はわかる。







知りたいなら自分が動くべきだ。







徐々に息が落ち着いてきたひとみが聞いてきた。







「どーする?どーするよ??行く?一緒に行ってあげるよ!!」







私の気持ちはもう決まっていた。







もうごまかせない。






光に飛び込む気持ちで…。







「うんっ、行く!!ありがとうっ!」







私は鏡で軽くした化粧と髪型をささっと直して、急いでひとみと教室を飛び出した。