「おい、わんこ。
あの声お前の事呼んでんか?飼い主あんまり泣かすなよ?」

ワン♪
ワン♪

「大河ー!!犬とかほっとけよ~サッカー行こうぜ♪」



角を曲がったと同時に
かき氷にかける
ブルーハワイの匂いと、

太陽に照らされ
ほんのり、茶色くなった彼の髪の毛と彼の後ろ姿を見た。


ワン
ワン

『ましろー!!ビックリするじゃん!!勝手にいなくなって』


…!