──ピシッッ!
急に大きな音がして、思わず肩が上がった。
どれくらいこうしてたんだろう。
外を見ると真っ暗だった。
「夜……?」
それくらい時間が経ってたのかと思って、カーテンを閉めようとした時、フラッシュをたいたみたいに外が明るくなった。
来る!
そう思った瞬間、カーテンにかけていた手で耳を塞いだ。
それでもお腹に響く音。
今まで気づかなかったのが不思議なくらい、外は大粒の雨が降っていた。
「夕立……?」
そう呟いた瞬間にまた、空を引き裂くように稲光が走った。
耳を塞いで音をやり過ごし、慌ててカーテンを閉めた。
雷が鳴ってるって意識した途端、鼓動が速くなる。
……昔から雷が大嫌いだった。
空を引き裂くような稲光も嫌い。
お腹に響く大きな音も嫌い。
……嫌いっていうか、むしろ怖いって言った方がいいかも。
『雷なんて怖くねーよ』
急に、トモの声がした。
小さい頃、やっぱり雷を怖がっていた私に、トモが言った言葉。
ピンポーン

