キミのとなり。

「早くしないと飯抜きだぞー」


そう言った後、さっきは聞こえなかったスリッパの音がだんだん遠ざかっていった。



「千鶴」

ベッドに座ったトモは、膝の間に私を引き寄せた。

私は目線を合わせるように膝立ちになる。


「顔洗ってき……んっ」

後頭部に手を回されて、いきなり深いキスをされた。


「ちょっ……っん」

息苦しさを覚えた時、ようやく唇が離れた。



「……次、いつ?」

耳元で囁いて真っ赤に染まった私の頬にキスを落とすと。

修ちゃんと同じような笑顔を見せて部屋を出て行った。


「知らない! バカーッ!」




トモにはいつまで経ってもドキドキしっぱなし。

だけど、やっぱり大好きで大切な人。


恥ずかしくてあまり言葉に出来ないけど、ずっと傍にいてね。





「大好きだよ──……」



end