キミのとなり。

寝返りを打ったかと思ったら、背中に手を回されて引き寄せられ、あっという間にトモの胸に倒れ込んでしまった。


「ちょっ……とぉ」

熱が頬に集まってくる。


「……はよー」

「お、は、よう……。ねぇ、起きて?」


体を起こそうと思っても、背中にはガッチリ腕が回っている。


「ねぇ、ト……」

「すげーかわいかった……昨日」

「なっ!? ばっ……!」


いきなり何言い出すのよっ!


「ぜってー離さねぇ」

「……わかったから、ご飯、食べよ?」



嬉しいのに恥ずかしくて、何て返事したらいいかわからないから……こんなことしか言えない。



トントントン



いきなりしたノックの音に、肩がビクンと跳ね上がった。


「朝っぱらからイチャイチャしてんなよ」

閉まったままのドアの向こうから修ちゃんの声がした。


「わかってんなら邪魔すんな」

「トモっ!!」


半分突き放すようにトモから離れた。


もぅ、バカ!