キミのとなり。

「……トモ……」


半分ソファに押し倒すようにして、自分から何度もトモにキスをした。


「……っ、待った……!」

焦ったように、私を引き剥がすトモ。


「ん……はぁ……」

自分からした不器用なキスに私は少しだけ息が上がっていた。



「……もう、待たなくて、いいよ……」

「……っ」


さっきよりもさらに大きく目が見開かれる。


「あの時はね……。トモが、知らない女の子と、どっか行っちゃう夢を見たの……。だから不安になって……」



「……バカだな、お前」


それを聞いたトモは柔らかく微笑むと、私の後頭部に手を回して──ゆっくりと自分の方に引き寄せた。





「俺は千鶴しか、見えてないのに──……」