「トモー、甘い物が食べたーい」
「知るか」
ご飯も一応おいしく出来て、一緒にコーヒーを飲むためにソファに座った。
「ケチー。一緒に買いに行こうよー。夜道に一人じゃ危ないじゃーん」
「面倒くせぇ。……つーか、何か入ってただろ?」
「ケーキの箱はあったけど……」
でも、さすがにそれは勝手に食べちゃダメでしょ?
「それ、お前にだぞ。千鶴に食わせろってさっき電話で言ってた」
「電話?」
「お前が来る前。ばーちゃんも心配ないってさ」
「ホント? 良かったー」
おばあちゃんの無事にほっとして、冷蔵庫から箱を取り出し開けてみると、おいしそうなガトーショコラが入っていた。
美佳ちゃん大好きー。
「んーおいしいー」
テーブルの高さに合わせるために床に座り、ガトーショコラを頬張っていたら。
「千鶴」
「ん?」
…………。

