「本当死んじゃうってば
ハンパなく痛いの!グスン」
私の顔見ればわかるでしょ!?」

《とてもいいお顔でいらっしゃいますよ》

「そーじゃなくて…
お願い助けてぇ死にたくないよぉ」


《残念です。私は助けなどしません。お嬢様をお助けしてしまうと今日の御夕飯が作れなくなってしまいますもの》

「いやぁ"ー!!痛"いよー!!!!ママぁ助げでえぇぇ…」
意識が遠退く中で最後に見たのは不気味な笑みを浮かべるリアノでした。


《さてと早く御夕飯の支度をしないと!》