ものくろ、 ――――――― おかしい、 どうしてか分からないけど まっすぐ前を見て 立てない 歩けない 前なんか見れないわ だってそこに 貴方はいない。 分かっているのに 見たくない 分かる? だって私は独り。 貴方の世界は鮮やか過ぎて、 きっと私なんか白黒。 色がないなら、消してしまってよ。 いっそのこと、透明にして。