極上ストロベリーkiss

『葵? 綾さん……? 何で2人でいるの?』




『隼人様 今日は決着つけに参りましたわ』




『決着ってなんの?』




『隼人様にわたくしか葵様どちらが相応しいかの決着ですわ』




ポカーンとする隼人。




『てか意味なくない? 俺は葵が好きなんだし』




『隼人様 よろしくて? 将来を考えたら葵様よりわたくしですわ!!』




『ん~ 何か良くわかんないけど……』




『では葵様? 隼人様の誕生日は?』




「ぇっ?」




葵は隼人の誕生日を聞いていなかった。




『わからないようですね
では隼人様のお好きな食べ物は?』




「かっ カレー?」




『フッ 葵様、何もわかっていらっしゃらないようですわね』




『てか、何でそんな事が関係あるんだよ?』




『隼人様は黙っていてください
これはわたくしと葵様の決着ですわ!!』




『てか、俺、葵大好きだから
この気持ちは誰にも譲れないし変わらない!!
俺には葵だけだ!!
この前も言っただろ?』




『隼人様……』




「綾さん あたしもこの気持ち誰にも負けない!!
綾さんに負けないくらい隼人が好きなの!!」




『そんな証拠どこにもありませんわ』




ツンとする綾。