黄昏の彼方~碧き蠱惑のミューゼ~

「乗り込んで壊滅させると思っていたのではなかろうな」

「違うの?」

 ノインの問いかけに、ベリルは溜息を漏らした。

「そこまで無謀ではない。不死とはいえ痛みはある、痛みで気絶したらどうするのだ。捕らえられる可能性の方が大きい」

「あれ、そうなんだ」

 てっきり、撃たれながらばかばか銃をぶっぱなしてるのかと思ってた……ノインは、想像と違っていてぽかんとした。

「それではただの化け物だ」

 呆れて肩をすくめる。