黄昏の彼方~碧き蠱惑のミューゼ~

「それとも殺したいと思ったか」

「なに、言ってんの」

 苦笑いで返すが、心臓はバクバクと大きな音を立てていた。

「お前は生きるのがヘタクソだな」

 そんなノインに、小さく溜息を吐き出した。

「どういう意味よ」

 当惑するノインに説明せず、小さく笑みを見せるとシャワールームに向かった。

 ノインは仕方なくテレビのリモコンに手を伸ばす。