黄昏の彼方~碧き蠱惑のミューゼ~

「ハッ!?」

 目が覚めて我に返る。

「大丈夫かね」

「なんで……」

 ゆっくりとベリルから離れ、額の汗を乱暴に手の甲で拭った。

「そろそろ晩飯でもと起こしに来た」

 言ってリビングに向かう。

 ノインは重い体を起こして寝間着を脱ぎ捨てた。

 枕元を見やると、着ていた服が丁寧に折りたたまれてそこにあった。

 ちゃんと洗濯されている。

 眠ってる間に、洗濯を頼んでくれていたんだと感心する。