黄昏の彼方~碧き蠱惑のミューゼ~

 父さんの故郷である日本で大学に入ったのに、なにやってるんだろう、あたし。

 ベリルは、呆然としているノインの頭を軽くポンポンと叩きニコリと笑んだ。

「?」

 それがどういう意味なのか解らなかったけど、なんだか少し安心した。

 まだ寝る時間には早いけど、ベリルは「寝ておけ」と言う。

「夕飯には起こす。少し体を休めると良い」

「別に眠くないのに」

 そう言いながらも、どうやら自分が思ってた以上に体は疲れていたようだ。

 あたしはすぐに眠りに落ちた。