黄昏の彼方~碧き蠱惑のミューゼ~


 しばらくすると、ノインの寝間着が届けられた。

 シャワーを浴びて、パジャマに着替える。

「!」

 リビングに戻ると、ベリルがノインのハンドガンを手にとって眺めていた。

「ちょっ、ちょっと!」

 慌てて奪い取る。

「よく手入れされている」

「当り前でしょ。商売道具よ」

 言ってハッとした。

 あたし……軍から抜けた後も、銃の手入れをしてた。

 なんだ、結局あたしは抜け出せずにいるんじゃない。